プレゼン八阪 舞台その9 3年演劇
- 公開日
- 2019/09/26
- 更新日
- 2019/09/26
プレゼン八阪
これまで3年生は戦争と平和について学習を深めてきました。この劇はその集大成。先の大戦でただ1つの上陸戦となった沖縄戦と向き合う重厚なテーマの劇です。
お国のために命を捧げることがあたりまえだった時代。紙切れ1枚で知らされる名誉の戦死。ここにもそこにも大切な人を失う悲しみがあふれていた時代。‥日々の生活に嫌気がさしていた主人公は、おばあの昔語りで、大切に前向きに日々を生きる気持ちをあらたにしていきます。
ダンス ダンス ダンス。
会場いっぱいに広がって力強く踊ります。
再びおばあの昔語り。
戦局の悪化とともに父が戦死。米軍が上陸して熾烈な攻撃をあびせ、ガマに逃げ込んだ住民たちは逃げ場を失い自ら命を絶っていく。想像を絶するできごとです。家族が逃げ込んだガマも米軍に囲まれ、まさに自決の手榴弾の信管を引こうとしたその時、天から父の声が。
今の時代だからこそあらためて感じ考えてみたい言葉です。ヌチ ドゥ タカラ。命こそ宝。
さすが3年生。とても見応えのある劇でした。