全校集会 人権についての校長講話
- 公開日
- 2019/12/02
- 更新日
- 2019/12/02
生徒会
今日は人権についてお話します。
第2次世界大戦後の1948年12月10日、国際連合で「世界人権宣言」が採択されました。この世界人権宣言はこれからの世界で守るべき世界共通の人権の基準となるものを示したものであり、現在でもなおその役割を果たしているものです。そして、12月10日を最終日とする1週間を人権週間とし、世界中で世界人権宣言の主旨に沿ったさまざまな行動がおこなわれます。
みなさんもこの人権週間に、あらためて身近な問題として人権のことを考えてみてください。
自分一人の勝手な言動によって誰かが嫌な気持ちになって生活するようなことになっていませんか。自分自身の言動によってではなくても、みなさんの周囲にそのようなできごとはおこっていませんか。人権の根本は人を大切にすることです。どこかで誰かが泣いている、苦しんでいる、そんな世界であってはいけないと思います。
SNS等、心のこもっていない言葉で人の気持ちを傷つけることがあたりまえのように蔓延している風潮があります。そんな社会の傾向があるからこそ、自分自身の問題として人権のことを考えてほしいです。