校長先生のお話
皆さん、おはようございます。
少し寒くなりました。欠席の連絡もいくつか入っていました。３年生は特に修学旅行がありますので、体調管理には十分注意してください。
今日は、『いじめについて考える日』であり、大阪市立のすべての学校で取組がされています。
まずは、基本的なことですが、学校は最も安心できて安全な場所でなければならないと思います。誰一人、いやな思いをすることの無い場所でなければなりません。
大阪市では、すべての学校において『いじめについて考える日』を設定することにより、「いじめはいつでも、どの子どもにも、どの学校においても起こりうる」という認識のもと、「いじめは生命をも脅かす行為であり、人間として絶対に許されない行為である」ことを生徒の皆さんと共に先生方も再認識するところが目的です。
今、世界に目を向けますと、ウクライナにおいては、戦争が起こっております。「人の命は地球よりも重い」という言葉がありますが、日々、命が奪われ、最大の人権侵害が起こっております。一日でも、一分でも早く終わることを祈っております。
皆さんの周りではどうでしょうか、何もないのに叩かれたり、何かしろと言いつけられたりしていませんか。先生が気になることは、誰かが指導されているときに周りにいる人がニタニタ笑うことです。指導されている人を見て、面白いのですか。または指導している先生を「何怒っているんや」とばかにしているんですか。とても気になります。これも人権侵害、いじめにつながりますね。
ゴールデンウイークの間にも言いましたが、何か困ったことや嫌なことがあれば、先生に言ってください。学校には、信頼できる先生がたくさんいます。誰かに相談してください。
今後、アンケートをしてもらいますが、「事実に基づいて、まじめに」回答してください。
事実とわからないこと、うわさや、第三者からから聞いたというだけではなく、事実について答えてください。また、ずいぶん前の話ではなく、中学校に入学してからのこと、２，３年生はこれまでの同様のアンケートがありましたね。それ以降の内容にしてください。
みなさんには、成長するにしたがって、周りの人のことも見えてきてほしいのです。今日という日をきっかけに、少しずつ成長してほしいと思っております。

また、図書館の使用についてのお話がありました。有効に利用して、書物に触れる生活を。