学校日記

校内研究授業(3−2 国語科)   12/21

公開日
2018/12/21
更新日
2018/12/21

3年

八阪中学校では、授業力向上をめざして校内研究授業に取り組んでいます。平成30年12月21日(金)2限目、3年2組で国語科の研究授業が行われました。2学期最後の授業です。
チャイムと同時に漢字テストに向けての自主学習に取り組む生徒たち。毎時間の初めに行われる漢字テスト、今日は第246回目のテストです。この積み重ねが、国語の基礎である漢字習得にとても効果的です。
本時は、島崎藤村の「初恋」を読み深めます。
まずは、音読。
まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき ・・・
「君」と「われ」との出会いの場面、先生が問いかけます。出会った場所は、「君」の様子は・・・ 生徒たちは挙手をして答えていきます。第一連(出会い)、第二連(恋のはじまり)、文語で書かれた誌の内容を理解していきます。生徒たちからは、現代版の答えで、プレゼント・デートなどの表現が出ますが、先生が上手に当時の時代も踏まえながら説明し、理解を深めます。第三連(恋の成就と喜び)、第四連(恋の深まり)になると、内容を読み違える生徒が多数出てきます。「君」と「われ」の恋の展開をキチンと読み取り理解を深めることで、「なるほど。そうなんだ」と気付いているようです。ほのぼのとした「初恋」の心情を味わい、クリスマスに向けてロマンチックな気分になれる素敵な授業でした。