全校集会
- 公開日
- 2025/02/25
- 更新日
- 2025/02/25
学校生活・行事
全校集会の様子です。
今日はサッカー部のブロック大会優勝の表彰から始まりました。おめでとうございます。その後、校長先生や1年生担当の先生からお話がありました。
今週で2月も終わります。学年末テストも終わりました。新年度に向けて、しっかり復習をしていきましょう。そしてまた体調管理をしっかりしましょう。
校長先生のお話し>
現実と作られた世界の話をします。先日、リアルなゴルフとバーチャルなゴルフが合わさった大会が行われました。ゴルフは大自然の中で行われるものですが、バーチャル(仮想現実)の世界では室内会場(巨大スポーツセンター)でシミュレーターの巨大ビジョンに向けて打ち、計測データに基づいて次のショットの地点に移動するというしくみ。現実世界では静かな中で行われますが、音楽と観客の大声援に包まれた中で大会が行われました。現実ではありえない、海にかこまれた場所、断崖絶壁、砂漠、マグマ、からのショットがあり、芝もデコボコや硬い柔らかいなど様々。現実世界では、急に風向きが変わったり目の前を鳥が飛んだり、打つときに足が滑ったり様々なことが起こるなど課題もありますが、バーチャルシュミレーターでも不正対策などまだまだ課題があるようです。これからも、新しい発想が世の中に出てくると思います。ワクワクする世界が待っていると思いますが、不正なども含め確かな目を養いこれからの世界を見ていく必要もあると思います。
真嶋先生のお話し>
当たり前はないという話をします。先生は生まれてから26年間実家で過ごしてきました。朝起きると、朝ごはんが準備され、洗濯物もたたんである。家に帰ってきたら、風呂が洗ってあり沸いていてすぐ入れる状態だし、夕食も準備されている。自分の親が私の為に、当たり前に準備をしてくれていました。26歳の時に、妻と一緒に暮らし始めたのですが、その時はじめて自分では何もできないことを痛感しました。「ごはんたべよか」「あんたたいてぇやあ」「ほなやるわ」安請け合いをしたものの、米のとぎ方、分量、炊き方など全くわかりませんでした。自分の家事のレベルの低さがわかり、今までこんな大変なことを “当たり前” にやってもらっていたことを実感しました。今でこそ、家事をするようになりましたが、皆さんは今ここに至るまでに “当たり前” のように、保護者や地域の方々、先生たちなど周りの人にお世話をしてもらって成長していませんか? この話を聞いて振り返ってほしいと思います。
“当たり前”はありません。もし、“当たり前”にしてもらっていることに気づいたら、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてもらえると、この話をした甲斐があります。先生は、実家に帰ったら、必ず感謝の気持ちを伝えるようにしています。