熊本支援活動4
- 公開日
- 2016/08/04
- 更新日
- 2016/08/04
お知らせ
昨日の行動が朝日新聞デジタルニュースの熊本版に掲載されています。
阿蘇に来る予定だった修学旅行が地震で変更になった大阪市立梅香中学校(渡部公伸校長、515人)の生徒会役員ら6人が3日、募金活動で集めた50万7746円を南阿蘇村の長野敏也村長に手渡した。農家に1泊し、手伝いもする。
梅香中は過去に何度も阿蘇に修学旅行で訪れ、今年も6月に予定していたが、地震で場所を変更した。
この日は、地震の爪痕が生々しい阿蘇神社や阿蘇大橋付近を視察。生徒会長の橋本倖輝(こうき)君は「テレビで見るのとは全然違う。直接見ることで被害の様子が実感できた」と話した。
生徒たちは阿蘇市内の商店街で湧き水を飲んだり、郷土料理の「だご汁」を食べたりして、「おいしい」と喜んだ。4日は宿泊先の南阿蘇村の農家で地震の体験談を聞いたり、牛の世話や被災した小屋の片付けを手伝ったりする。
村内の農家には年間十数校の修学旅行生が宿泊していたが、今年は地震ですべてキャンセルに。渡部校長は「できるだけ早く(修学旅行を)復活させたいという思いはある」と話した。(東野真和)