学校日記

「道徳」研究授業!

公開日
2016/10/19
更新日
2016/10/19

お知らせ

  本日、10月19日(水)大阪市教育センターから教育指導員の先生を招き、「道徳」の研究授業を1時限目に2年4組、3時限目に3年1組、5時限目に3年4組で行いました。1時限目の「道徳」では、「ありのままの自分を受け入れ、社会で生きていく心を育てる」ことをねらいに、教材資料として「スキャットマン・ジョン〜コンプレックスを武器に〜」を活用し、学級担任の先生が授業を展開しました。ピアニストのジョン・ラーキンが吃音という「障がい」を通してねらいに迫るものでした。吃音が治らないと苦しむ主人公がとった行動は何か。自分の「障がい」を前向きにとらえることができるようになり、仲間と出会うことの素晴らしさを知ることに気づく、吃音がジャズの歌唱法の一つである「スキャット」に向いていることに気づき人気者になったジョン・ラーキン。そして、障がいのある人々に勇気と希望を与えました。だからこそ彼から名曲が生まれたのではないだろうか。2人目は3時限目の「道徳」で、「美しい母の顔」から親の主人公に対する無償の愛を知り、母の顔のヤケドに対する主人公の心情の変化を通して、親への感謝の思いを改めて自覚し、家族を大切にしようとする道徳的心情を育てることをねらいに、教材資料「美しい母の顔」(中学生の道徳 自分を考える)を活用しました。主人公が母親のヤケドの跡を負うことになった経緯を知るところから気づきが始まりました。気づかなかった母親の深い愛情を知り、自分にとっての母親のヤケドの跡に対する心情の変化に焦点を当て、親の子に対する無償の愛を読み取っていました。3人目は5時限目の「道徳」で、「監督がくれたメダル」を教材資料に、学級担任の先生が授業を展開しました。ねらいは、所属する集団の一員であることの自覚を深め、役割を認識し、その責任を果たそうとする態度を育成することでした。生徒一人ひとりに集団の一員であることを自覚させ、責任感の向上につなげるとともに、よりよい集団を作ろうとする態度が子どもたちにより強く育っていくことを今後も期待したい。