学校日記

1年生&2年生 「命の授業」

公開日
2016/12/02
更新日
2016/12/02

お知らせ

  本日、12月2日(金)外部講師の先生にご来校していただき、1年生は総合「命の授業」を3・4時限目に体育館で、2年生は性教育「命の授業」を5・6時限目に体育館と多目的室で実施しました。生徒の発達段階に応じて、1年生ではその目的を命の誕生(胎児の成長から出産まで)を知ることで、生命の尊さを考える機会を得ることと新生児の人形や妊婦体験モデルに触れることを通して、社会全体で次世代を育んでいることを考える機会を得ることとしました。目標としては、自己や他者の存在の大切さを再認識できることと新生児に関心を持たせ、かけがえのない生命を育んでいくのは、社会の責任であることを理解させることにしました。2名の助産師の方がパワーポイントを使っての講義とグループワーク等にチャレンジしました。子どもたちは先生方と一緒に「赤ちゃんお世話体験」や「妊婦体験」を大切な赤ちゃんがおなかの中で生きている。可愛いわが子が泣いているということを想像しながらの体験をしていました。一人ひとりが親役になったり、赤ちゃん役になったり、サポート役や妊婦役になって真剣に取り組んでいました。終了後に感想を聞くと、「命の大切さが分かりとてもよかったです。」、「赤ちゃんを産むのは大変だということが分かりました。」と答えてくれる子もいました。
  一方、2年生では授業の目的を新生児の人形や妊婦モデルに触れることを通して、社会全体で次世代を育んでいることを考える機会を与えることと赤ちゃんや妊婦、出産した前後の女性の行動等、普段目にする機会が少ない場面について、視聴覚教材を通して認識し、生命の尊さを感じる機会を与えることとしました。目標としては、新生児として大切に社会に迎えられた存在であることに気づき、自己や他者の存在の大切さを再認識できることと新生児や妊婦に関心を持たせ、かけがえのない生命を育んでいくのは、社会の責任であることを理解させることにしました。子どもたちは赤ちゃん人形を本物の赤ちゃんとイメージしながら大切に扱っていました。また、妊婦ジャケットは大変重く、子どもたちも驚いていました。妊婦体験や育児体験をしながら今日の取り組みを一人ひとり深く考えたようです。