学校日記

平和への誓い

公開日
2025/08/05
更新日
2025/08/05

お知らせ

 8月は、新聞、テレビ等で様々な戦争等に関する特集が多く取りあげられます。
平和について考えることは、未来の我々のことを考えることと同じです。
みなさんも未来への「平和の誓い」を引き継いでほしいと思います。

 1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、米軍の爆撃機が広島市上空にて世界で初めて原子爆弾を投下しました。
市街地は一瞬のうちに壊滅し、約15万人もの命が原爆によって奪われる惨状となりました。爆心地から数km離れた場所の人々も健康被害を患うこととなりました。

 また、1945(昭和20)年8月9日午前11時2分、米軍の爆撃機が長崎に投下。
この悲劇を二度と繰り返さない思いから建てられた平和祈念像のある平和公園で、例年8月9日には慰霊平和祈念式典が行われています。

 そして、1945(昭和20)年8月15日、昭和天皇からポツダム宣言を受諾したことを国民に伝えられました。
 1963(昭和38)年から8月15日は「終戦の日」に制定されており、政府主催で「戦没者を追悼し平和を祈念する日」として、全国戦没者追悼式が行われ、正午から1分間の黙祷が捧げられています。

 近年では「終戦の日」ではなく、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」の呼称が使用されているようです。

 学校では平和学習を通して「平和の大切さ」を伝えていますが、時々ニュースで「8月6日、9日は何の日?8月15日は何の日?」が答えられない人がいることに、「大切なことをしっかりと伝えていかなければならない」という思いになります。
目の前のことも大切ですが、「世の中で起きていること、過去のこと、これからのことにも目を向けてほしい」です。

夏休みの残り半分、充実した日を過ごしましょう。