10月5日(月)全校集会講話
- 公開日
- 2020/10/05
- 更新日
- 2020/10/05
山岡校長の「雨ニモ負ケズ」
秋分の日から約2週間、季節はさらに進んで、今週10月8日(木)が、二十四節気の17番目「寒露」です。
露が冷気によって凍りそうになる頃。冬鳥が渡ってきて、菊の花が咲き始め、コオロギなどが鳴き始める頃という季節です。
今週から、朝晩寒いくらいになるということですので、寝冷えをしないように気を付けてください。
いよいよ体育大会練習が始まりました。
ある会社で、せっかく入社したのに、やめていく社員が多くて困っていたそうです。3年以内に会社を辞める新入社員が3割もいたそうです。
その会社が、新入社員の離職を食い止める決め手は、何だったと思いますか?
それは、会社あげての社内運動会だったそうです。スポーツを通しての一致団結、仲間づくりと言うのは、素晴らしいということが、証明されたそうです。
先週金曜日の学年練習では、全学年とも、しっかり行進練習に取り組んでいました。
「行進」という誰にでもできることを、どれだけ頑張っているかを見ることで、一人一人の成長、集団としての成長を見ることができました。
1年生は、がむしゃらに頑張っていました。素晴らしいです。
2年生は、1年生の時から、驚くほど著しく成長しました。
3年生は、さすがに3年生という行進を見せてくれました。
全体練習の時に、それぞれの学年の行進を見て、負けないように頑張ってほしいと思います。
体育大会で学んで欲しいことは、一生懸命することによってしか、人は感動しないし、人を感動させることはできないということです。
体育大会を見に来てくださる保護者の皆さんに、感動を与えてください。
そして、これからの長い人生の中でも、苦しいとき、辛いときにも、友達と支えあって、頑張れば乗り越えられるということを学んで欲しいのです。
3年生の人たちは、いよいよ進路決定の時期を迎えています。
一人で勉強しろといっても嫌になってしまいます。
学年のみんな、同じ苦しみの中にあるのです。
この体育大会、そして、文化発表会を通して、ともに励ましあって乗り越えて欲しいと思います。
このあと、後期認証式を行います。