3月15日(月)全校集会講話
- 公開日
- 2021/03/15
- 更新日
- 2021/03/15
山岡校長の「雨ニモ負ケズ」
12月21日の「冬至」からまもなく3か月、今週3月20日(土)が24節気の第4「春分」です。
昼と夜の長さがほぼ等しくなり、日本ではこの日を国民の祝日「春分の日」としています。
先週3月10日(水)に、3年生の先輩たちは「公立高校一般選抜試験」に臨みました。
そして、3月12日(金)には、本校「第74回卒業証書授与式」を挙行しました。
昨年度に続き、本年度も新型コロナウイルス感染症対策のため、ご来賓の皆様の参列はなく、在校生の皆さんの参列も生徒会役員のみでした。
しかし、3年生の先輩は、こんな時だからこそ、様々な制限がある中、素晴らしい卒業式にしてくれたことを報告します。
君たちも、いよいよ、それぞれ上級生になります。
各部活動とも、1,2年生が中心になり、頑張っていると思います。
陸上、ハンマー投げの室伏広治選手を知っていると思いますが、アテネオリンピックで、金メダルを取った時に、メダルの裏に書かれている文字が読めなかったので調べると、古代ギリシャ文字で、「真実の母は、あなたが努力した時に微笑みかける」と書かれていたそうです。
そして、「勝つこと、優勝すること、金メダルを取ることも大切ですが、それに向かって、どれだけ努力したか、その努力した時間は、決して努力した人を裏切らない。その努力したこと、努力した時間こそが栄光なんだ。」ということを悟ったそうです。
「一生懸命やれば知恵が出る。中途半端にやれば愚痴が出る。いい加減にやればいいわけが出る。」という言葉があります。
一生懸命に、みんなで努力すれば知恵が出てくるものです。練習方法にしても、みんなで知恵を絞って、よくなる方法を考えてください。
中途半端に練習していると、自分のことは棚に上げて、人に「ちゃんとしろよ」という愚痴が出るのだと思います。
いい加減にやっていると、できない理由ばかりを考えるのだと思います。
そんな中で、他人のことを悪く言ったり、それが、いじめにつながったりするのだと思います。
各部活動とも、みんなで力を合わせて、一生懸命努力する時間を積み重ねてほしいと思います。
このあと、地域での過ごし方について羽根先生からお話しがあります。