修了式講話
- 公開日
- 2015/03/24
- 更新日
- 2015/03/24
山崎校長は絶好調
今日は平成26年度の修了式です。
後ほど、担任の先生から各学年の課程を修了した証として「修了証」を渡していただきます。
今日で1年間一緒に学校生活をおくった学級も解散します。
「この1年間で友達が何人できましたか」という人がいます。
しかし、友達の数よりも叱られた人や注意してくれた人の数を数える方が大事です。
皆さんは、この1年間にどれだけの人に叱られたり、注意されたりしましたか。
もし、その中に友達がいるとしたら、「その人こそとても価値のある人」だと思います。
もう一つ、大切なことがあります。
それは、叱られたり、注意された時にうっとおしいなと反発するのではなく、なぜ注意されたのか、どこが悪かったのか考えたかどうかです。
人間は叱られたり、注意された時に考えることによって強い心を作ることができます。
さらに、もう一つ大切なことがあります。
それは、この1年間にどれくらい負けた経験をしたかということです。
例えば、テストの成績で次のテストでは○○さんにきっと勝つと頑張ったが、負けてしまった。
部活の試合で必ず勝つと頑張って練習したけれど、負けてしまった。
こういった経験は、悔しいけれど、皆さんが将来素晴らしく活躍するための根っこを伸ばしていくことになります。
失敗したり、注意されて考えたり、負けたりしながら人は心を強くし、少々の困難にもめげない、倒れない強さを手に入れていくものです。
各学年を修了するにあたり、この1年間で叱られたり注意されたことをしっかりと振り返り、新しい学年に進む準備をしてほしいと思います。
4月の始業式には、一回り成長した皆さんに会えることを期待しています。