朝礼講話 5月18日
- 公開日
- 2015/05/18
- 更新日
- 2015/05/18
山岡校長の「雨ニモ負ケズ」
先週、季節外れの台風5・6号の進路を心配しましたが、無事、1年生は一泊移住に、2年生は校外学習に行くことができました。
時間を守る、服装を正す、挨拶をする、先生の指示に従う、といったことが、きちんとできた素晴らしい一泊移住・校外学習となり、事故なく無事に帰ってきました。
しかし、まったく何も指導を受けることがなかったわけではありません。
「ハインリッヒ(アメリカの技術者)の法則」というのを知っていますか。
「1つの重大事故が起こるまでに、30件の軽い事故が起こっている。その前に、ひやり、ハッとすることが、300件起こっている。」というものです。
つまり、事件・事故は偶然に起こっているのではなく、必ず、それまでに原因となる問題点があるということです。
その問題点を見て見ぬふりをしていると、のちに大きな事件・事故につながったとき後悔します。
必ず小さなうちに指摘をして、あらためておいてください。
先週の全校集会で「校則、ルールは君たちを守るためにある。」という話をしましたが、覚えていますか。
きちんとすること、ルールを守ることは、恥ずかしいことではなく、君たちを守ること。君たちを人間として成長させることなのです。ルールを守らないことが恥ずかしいことなのです。
学校で学んだ集団行動・集団生活の大切さを校外で試す場が「校外学習」です。
1年生の一泊移住の解散式で、「この一泊移住では、先生方の指示にきちんと従うことができた。次は、先生方の指示を待たずに、リーダーを中心として、一人一人が自分で考えて行動する。そういう集団になりなさい。」という話をしました。
明後日から、3年生は修学旅行に行きます。
1,2年生の見本となる素晴らしい集団行動ができて、全員が楽しめる修学旅行となることを願っています。