健康で元気に夏休みを過ごすために >>>保護者のみなさまへ
- 公開日
- 2015/07/16
- 更新日
- 2015/07/16
山岡校長の「雨ニモ負ケズ」
健康で元気に夏休みを過ごすために
学校長 山岡 良知
>>> 保護者のみなさまへ >>>
保護者の皆様方には、1学期の教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
いよいよ、子どもたちが楽しみにしている夏休みが始まります。
子どもたちが元気に活躍できるよう、次の点にご配慮いただきますようお願いいたします。
いよいよ猛暑の始まりです。
「脳梗塞」という病気をご存知ですか。
脳の血管が詰まり意識障害を起こして、発作が重ければ死に至る病気です。
特に夏場は「睡眠中」に大量の汗をかき、体内から水分が奪われるため、朝起きたときに水分をとらないと、血液がドロドロ状態になっていて、いつ血管が詰まって発作が起こるかわかりません。
そうならないためには、「こまめな水分補給」をすることが最も大切です。
夏場の水分補給の目安は、気温が30度のときは1日に3リットル、35度のときは5リットルが必要だといわれています。
1日の食事で2リットルの水分をとったとしても、気温が30度のときはさらに1リットル、35度のときはさらに3リットルの水分補給が必要となります。
子どもたちが好むジュース類は、糖分が多く含まれるため血液が高血糖状態となり、かえって血液がドロドロ状態になる危険性があります。
そのため、お茶か水での水分補給が好ましいです。
また、「熱中症」は、炎天下での活動中だけでなく、気温が高い日には、体育館、室内等においても発症する可能性があります。
このことから、次の点に注意して、お子さんの健康を守ってあげてください。
《対策》
1 夜寝る前、朝起きたときに、コップ1杯の水分補給をする。
2 部活動等に行く前に、家で再度コップ1杯の水分補給をする。
3 部活動等の開始前にも、活動中にも、こまめに水分補給をする。
4 部活動等の終了後にも、コップ1杯の水分補給をする。
5 特に、試合の日は、緊張感から水分補給を忘れがちになるので、常に水分補給に心がける。
6 「こまめに」水分補給をすることがポイントです。一度にがぶ飲みすると、体が受け付けなくなり、腹痛の原因となることがあります。
運動部だけでなく、文化部においても、汗をかく夏場は水分補給が必要なのは同じです。
ご家庭におかれましても、「早寝、早起き、朝ごはん」を合言葉に、子どもたちが、夏休み中も基本的な生活習慣を崩すことなく、元気に過ごすことができますように、ご指導をお願いいたします。