「3年生学年だより」より
- 公開日
- 2015/10/08
- 更新日
- 2015/10/08
69期生の思い出
10月8日付で配付された「3年生学年だより」です。
文字が読み取りにくいと思いますので、次に全文を載せさせていただきます。
3年生の「全力」が伝わってくると思います。
進路決定に向けても、「全力」でぶつかってくれることと思います。
【谷元将弥くん、演技後のお礼の挨拶全文】
本日は、私たちのために最後まで応援していただき、ありがとうございました。
行事が終わり成功するとともに、“卒業”…この言葉が私たちに重くのしかかり少し寂しい気がします。
私たちは、『全力』という言葉を掲げ、たくさんのことに挑んできました。正直、手を抜きたい時もありました。あきらめようとした時もありました。それなのに、何故 私たちは全力を尽くしたのか。全力でやり切った時には、そこにいるだけで感じられる友の大切さ、熱心に教えてくださった先生方の愛情を、この身を持って体験することが出来たからだと思います。今いる、69期生一人ひとりの目には、最高の景色が映っていることでしょう。
私たちは、卒業に向け一歩一歩 歩み始めます。目標を見失いたくさん迷惑をかけることもあると思いますが、よろしくお願いします。
本日は、本当にありがとうございました。
“感謝”そして“感動”− まさにその言葉を体現した瞬間だったと思います。君たちが退場し、誰もいなくなったその場所には、しばらく何とも言えない感動の余韻だけが残されていました。
69期生の演技が成功したのかどうかは、それを見てくださっていた保護者の方々や、やり終えた君たちの表情を見れば一目瞭然でした。
「難しい技や、高さを競うのではない!じっと動かない『気を付け』や、全力ダッシュでの移動や、一生懸命の表情を見てもらうんや!」・「単純な動きやからこそ、簡単な技やからこそ、失敗はすぐ目立つ!全員の心が本気でそろわないとダメなんや!一人でもええ加減なやつがおったら成功せえへん!指先の、爪の先まで気を付けろ!」
先生たちは、そんな檄を飛ばし続けました。
夏休みに行ったソーランの早朝練習にも、毎回多くの人たちが参加しました。連日の放課後練習にも音を上げず、みんなが本当によく頑張ったと思います。
余談ですが、集団演技の味付けの一つに『選曲』があります。今回使用した4曲が決まったのは、本番1週間前でした。いつも、技の種類や構成、学年の雰囲気・様子に合わせて、それに合う曲を探すため、ギリギリになることが多いのです。『海の声』、この曲にたどり着いた時、69期生集団演技の全てのピースが揃ったと思いました。それも、君たち全員の頑張りが導いたものだと、先生は確信しています。体育大会の成功、おめでとう!