学校日記

朝礼講話 12月9日(月)

公開日
2013/12/09
更新日
2013/12/09

山崎校長は絶好調

おはようございます。

はやいもので、2学期も残すところ2週間あまりとなりました。

12月は「しわす」と言われますが、漢字で書けるでしょうか。

教師の師という字に、走るという字を書きます。

なぜ「師走」というかというと、師には、僧侶、お坊さんという意味があります。

その僧侶が走り回るくらい忙しくなるからという説や、「年が果てる」(1年が終わる)という意味から、

年が果てる→としはつ→しわす

と変化したという説など、諸説があるようです。


さて、明日10日は「人権デー」です。

この「人権デー」はどんな日かと言うと、1948年、今から65年前、多くの尊い命が失われ、悲劇と破壊を生み出した第二次世界大戦の反省から、差別を撤廃し人権を確立することが平和につながるという考えのもと、国連総会で「世界人権宣言」が決議された日です。

そして、12月4日から10日を人権週間として、人権について考えようという週間になっています。

また、12月3日は、国連で定められた「国際障害者デー」でした。

国連では2006年に、あらゆる障害のある人の尊厳や権利を保障することを目的として、障害者権利条約が採択されています。

すでに、138カ国が批准しているのですが、日本では、批准することについて11月19日に衆議院本会議で可決されており、参議院で審議されたはずなのですが、特定秘密保護法案のニュースばかりで、国会の承認を得られたのかどうか、まだ確認できていません。

皆さんも、ぜひ、気に留めておいてほしいと思います。

この「人権デー」に際して、国連広報センターが障害者の権利にスポットをあてて、障害者の方々や関係者へのインタビューをもとにしたお話をホームページで紹介しています。

時間がないので、すべてをお話しすることはできませんが、プロの車いすテニスプレヤーの国枝慎吾選手の話や、障害者の方を積極的に採用しているヤフーやユニクロといった企業の取り組みも載っています。

簡単に読める内容になっていますので、ぜひ、読んでおいてほしいと思います。

「国際連合広報センター」で検索すれば、すぐにわかると思います。


最後になりますが、先日配付された「ほけんだより」にも書いてありましたように、寒くなり、インフルエンザや風邪をひきやすい季節になってきました。

手洗い、うがい、換気等をきちんとして、自分の健康管理にも十分気をつけてください。

今日のお話はこれで終わります。