”高津の礎(いしずえ)” 其の一
- 公開日
- 2016/05/11
- 更新日
- 2016/05/11
お知らせ
今年度、“高津の礎(いしずえ)”を通して、伝統ある高津中学校を様々な角度から紹介していきたいと思います。
「清堀尋常高等小学校跡」の碑
大陸文化の窓口であった上町台地のこの地に、明治七年に七番小学校が開校されました。その後、「清堀尋常小学校」「清堀尋常高等小学校」「清堀国民学校」と名称を変更しながら、数多くの卒業生を出してきましたが、第二次世界大戦により市内の児童数が減少、終戦後の昭和二十一年の休校により児童を真田山国民学校へ収容替えすることとなりました。空いた清堀校舎は私立上宮学園が使用していましたが、昭和二十七年の年度途中から、その年に創立した高津中学校が使用するようになりました。その後、校舎の修復、増築を重ねながら昭和五十七年に現在の校舎に生まれかわりました。この碑は、この地が伝統ある「清堀尋常高等小学校」の跡地であることを後世に残すために建てられました。