”高津の礎(いしずえ)” 其の十
- 公開日
- 2016/10/05
- 更新日
- 2016/10/05
お知らせ
「蘇鉄(ソテツ)の花」
“高津の礎”其の七で紹介しました「三本のソテツ」ですが、二階にある職員室前の廊下窓からのぞくと三本のうちの一本に直径50cmもあろうかと思われる大きな花を咲かせています。見た目は巨大な玉ねぎを剥いたような感じをしていますが、これは雌の木に咲くりっぱな花だそうです。花だということに気づいていない人も多いのではないでしょうか。ソテツは恐竜時代に栄えた植物の生き残りで、いちょうや松と同じ裸子植物です。雌雄異株で、それぞれ違った形状の花を咲かせるそうです。写真の花は雌株に咲いた雌花になります。ソテツの花は10年・20年に一度咲くとも言われ、非常に珍しいそうです。(毎年咲くものもあるらしいですが・・・)歴史ある高津中学校のシンボルになりつつあるのでは?「蘇鉄」(ソテツ)という名の由来は、枯れかかった時に鉄釘(てつくぎ)を打ち込むと蘇ることからきているようです。職員室のある校舎の2・3階の廊下窓から見ることができますので機会があればどうぞ鑑賞してください。