命 〜 修了式
- 公開日
- 2022/03/24
- 更新日
- 2022/03/24
校長先生の“夢”ブログ
今年度がまもなく終わろうとしています。
みんなにとってどんな1年だったかな。
1年間という時間をしっかり過ごすことができたかな。
新型コロナウイルス感染症や、今起こっている世界的な動きなど、「命の大切さ」を実感する1年でもありました。
「命」って何だろう?心臓?
確かに、血液を送るポンプの役割をしている心臓は「命」といえるかもしれません。
そこで国語辞典で調べてみました。
「命」…生きていくための力となるもの。 最も大切なもの。
とありました。
最も大切なもの…。例えば生きるために最も大切な空気は目に見えなかったりしますね。
実は“大切なもの”は得てして目に見えなかったりするのかもしれません。
聖路加国際病院名誉院長で文化勲章も受賞された日野原重明さんが、ある文献でこう述べられています。
「いのちはなぜ目に見えないか。それは『いのちとは君たちが持っている時間』だからなんだよ。どうか一度しかない自分の時間、命をどう使うかしっかり考えながら生きていってほしい」
さあ、この1年間という時間。
みんなは大切に使うことができたかな。
命とは時間…
目に見えない最も大切なもの…
1年間を振り返りましょう。
そして新しい学年になったときに、大切な時間を、そして命をどう使うのかをしっかり考えていきましょう。
※3月24日(木) 修了式 校長講話