本日、科学部の生徒6名は、水生生物調査で宇治川に行きました。夏に戻ったような暑さでしたが、フィールドワークならではの貴重な体験をする事ができました。

宇治川は、琵琶湖から流出する瀬田川を経由する川ですが、その経由無しで宇治発電所の用水が安定して流入し、年間を通して流量が多くなっているというお話しなどがありました。

生徒たちは、化学的水質判定のpHや流速などを調べた後、生物学的水質判定を行いました。指標生物としては、希少種のナカサコカワニナ（巻貝類）とオオシマトビケラの採取が圧倒的に多く、「ややきれいな水」の判定を得る事ができました。網を使った魚の捕獲は、結構難しかったようです。

今年度の調査会は今回で終了となりますが、全ての活動に携わってくださった関係者の皆様に改めて感謝いたします。
本当にありがとうございました。