学校日記

5月スタート

公開日
2025/05/01
更新日
2025/05/01

学校日記

 今日から5月のスタートです。新学期から1ヶ月経ちました。
 挨拶はできていますか?挨拶は、相手に対する心遣いです。でも心は目に見えないので、挨拶で心を見える形で表すには、声や目・眼差などの態度で示す必要があります。挨拶は、「あ」明るく、「い」いつも、「さ」相手より先に、「つ」続けて伝えることです。この「あいさつ」で大切な心を伝えてください。相手も自分も気持ちよくなる言葉のキャッチボールを続けていきましょう。
 気持ちの良い挨拶ができる人は素敵な人だと思いますが、素敵な挨拶ができるだけでなく、もっと大きな視点の「人間力」について考えてみましょう。
 人間力とは、「自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」のことです。人間力のある人は自身の弱さも含めて、自分というものをよく理解していて、人と比較することなくありのままの自分を肯定することができます。同時に、「貢献できる人間でありたい」「他の人を理解できる人間でありたい」と、他者を尊重することもできるので、人間力の高い人は、周りの人からの信頼も厚くみんなから愛される存在ともなります。
 みなさんは、人間力の高い人物といえば誰が思い浮かびますか?最近の有名人では、メジャーリーガーの大谷翔平選手でしょうか。毎日のようにニュースで取り上げられ、野球だけでなく色々な言葉や行動が人間力が高いと話題になっています。
 
 まず、大谷選手が、花巻東高校時代から日本ハム時代に続けていたのが日誌です。日誌の中で「心・技・体・生活」などの項目について、成功したとき・失敗したときの心身の状態を毎日振り返っていました。目標を設定して1日を振り返り、自己分析する、ということを続けることで先を見通せるようになり、目標が少しずつ叶っていくことを実感することができるようになりました。
 
 次に、大谷選手が高校時代より座右の銘としているのが、「先入観・思い込みは、可能を不可能にする」です。人は、つい「自分には無理」「どうせできない」などと自分に言い訳をして、行動にブレーキをかけてしまいがちです。しかし、彼は「自分はできる」と常に成長を追求する姿勢を持つことで、どんな困難な状況でも諦めずに挑戦し続けてきました。
 
 そして、大谷選手はいつも笑顔で、いら立っている所を見たことがないと周りの人が話しています。他のチームの選手にも自分から挨拶に行くなど、前向きな交流をはかっています。また、大リーグのスター選手からも人気があり、オールスター戦の際も、先発登板で普通ならそんなことをしている場合でないにも関わらず、たくさんのボールやユニフォームに丁寧にサインをしたのは、有名な話です。
 
 さらに、大谷選手は、非常に謙虚な性格として有名です。たくさんの成功や功績をおさめていても、謙遜し、周囲の人々やチームメイトに感謝の気持ちを示す様子が映像やインタビューから伝わってきます。「今日はたまたま打てた」「アメリカの野球を尊敬している」など、取り繕うことなくまっすぐ答えていることがよくわかります。彼の謙虚な言葉や態度は、インタビュアーや記者だけでなく、多くの人に感銘を与え、尊敬される要因となっています。
 
 最後に、大谷選手が、気づいたらゴミを拾うのは有名な話です。「ゴミは人が落とした運。ゴミを拾うことで運を拾う。そして、自分自身にツキを呼ぶ」この教えは、花巻東高校時代の佐々木監督によるものです。彼は、メジャーに行ってからもこの教えを大切にしていて、ゴミを拾う姿が度々話題になっています。フィールドに落ちているゴミは、必ず拾ってゴミ箱へ入れています。近くにゴミ箱がないときでも、サッと拾ったゴミをポケットに入れて後で捨てているそうです。ロッカールームも、ユニフォームや練習着・シューズなどが整然と収められ、とても整っていると話題で、大谷選手の素晴らしい人間力の一部を紹介しましたが、彼も最初から高い人間力をもっていたわけではないと思います。少しずつ努力を続けて高めてきたと思いますし、今もなお、より高いところを目指して努力している最中だと思います。
 
 みなさんにも大谷選手と同じように今から意識して少しずつ人間力を高めていってほしいと思います。中学校3年間の目標、それは学力向上はもちろんですが、それと同じぐらい人間力を高めることが大切です。
 
 1「感謝」できる生徒 
 2「ふだん力」を培う生徒
 3「役に立つこと」のできる生徒 
    学校、学年、クラスの一員として
 4「学ぶ楽しさ」を知る生徒
 5「本に親しむ」生徒

 この5つが、みなさんの人間力を高めていく上で、中学校では大切だと思います。当たり前のことを当たり前に(凡事徹底)できるように、一年間頑張って(顔晴って)いきましょう。