学校日記

12/10_全校集会

公開日
2024/12/12
更新日
2024/12/12

お知らせ

副校長先生からのお話

『好奇心が未来をひらく』
おはようございます。
2学期もあと2週間となりました。
今日は、「好奇心が未来をひらく」というお話をしたいと思います。
 さて皆さん、どうして私たちは勉強をするのでしょうか?
「いい大学に入るため」「いい会社に入るため」、
そう言われたことがある人も多いと思います。
でも、それだけではないのです。
もしかしたら、「いくら勉強しても意味がない」
と思うこともあるかもしれませんね。

けれど、考えてみてください。
これから皆さんは、たくさんの美しいものや楽しいこと、
不思議だなと思うことに出会います。
そのとき、「もっと知りたい」「もっと理解したい」と
思う気持ちが自然と生まれるはずです。
それが“勉強”の本当の始まりです。

好奇心や探究心を持つことは、
人間だけができる特別なことです。
これを失ってしまったらどうなるでしょう?
ただ生きているだけの存在になってしまいます。
人間らしく生きるためには、何かに興味を持ち、
知ろうとすることが大切なのです。

例えば、いくら大人になっても、
世の中には「何でも知っているような顔」をしている人がいます。
でも、本当にすべてを知っている人なんていません。
実際、どんなに勉強をしても、
この世界にはわからないことがたくさんあります。

でも、その「わからないこと」を楽しみながら、
「もっと知りたい」と思うことができる。
それが、人間らしさであり、勉強の本質です。
勉強は、テストや受験のためだけではありません。
自分を成長させ、豊かな人生を送るためにあります。

そして、立派な大人になるために続けるものです。
皆さんも、自分が「なんでだろう?」と思ったとき
、その気持ちを大切にしてください。
その好奇心が、これからの皆さんの未来をつくる鍵になります。

どうか、勉強を「しなきゃいけないもの」と思わないでください。
「もっと知りたい」と思うものに、自然に向き合うことで、
きっと新しい世界が見えてくるはずです。
この話を聞いて、学校生活の現状に少しでも当てはめてみてください。

今日は『好奇心が未来をひらく』というお話でした。