始業式の前に、年間を通じて行われたサッカー部の「Dragon league」での優勝の表彰状伝達が行われました。
(校長先生のお話)
２０２４年（令和６年）が始まりました。辰年の今年は、どんな年になるのかな。と思っていた矢先の１月１日夕方、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が起こりました。この地震で、１６０人を超える方が亡くなり、まだ多数の行方不明の方がいらっしゃいます。亡くなった方のご冥福と行方不明の方々が早く見つかることを祈るばかりです。改めて、不自由なく生活できている日々の生活の有難さを感じるとともに、地震など災害に備えた避難訓練の重要性を感じました。

今日は、２学期の終わりに行った生徒アンケートの結果について話します。今回のアンケートの中で肯定的回答が特に低かったものが２つあります。１つめは、「わたしは、毎日の家庭学習が習慣になっている。７２．１％」と「毎日、良い睡眠がとれている。７０．６％」の２つです。
まず初めに「わたしは、毎日の家庭学習が習慣になっている。」についてですが、７月に行ったアンケートと１２月に行ったアンケートを学年別に比べてみると、
１年生は、　７月:７４．５％ １２月:６９．６％　−４．９％
２年生は、　７月:６９．２％ １２月:７７．５％　＋８．３％
３年生は、　７月:６６．６％ １２月:６９．５％ ＋２．９％
となり、１年生で家庭学習の習慣が薄れていることがわかります。２年生は、昨年度の１年生の時と比較しても一番高い数値になっているところから、３年生を前に家庭学習の習慣化ができていることがわかります。３年生は、２年生の時に比べて家庭学習がおろそかになったようですが、入試を前に家庭学習をしている人が少し増えてきていますが２年生の時ほどではないことから、しっかりできている生徒とそうでない生徒の二極化が進んでいるのではないかと考えられます。
次に「毎日、良い睡眠がとれている。」についてです。まずは、「良い睡眠とは何なのか？」が問題となります、良い睡眠とは、「量と質のバランスが保たれ、心身の健康を促す睡眠が良い睡眠。目安として、昼間に強い眠気があったり、睡眠中に目覚める回数が多い場合は、よい睡眠ではない。」と考えられるそうです。中学生にとって必要な睡眠時間は一般的には、８時間から１０時間といわれています。そして、様々な研究から「朝型の人は、夜型の人より勉強やスポーツの成績が良く、また、朝食を毎日食べている人の方がそうでない人より勉強やスポーツの成績が良い。」という結果が出ています。良い睡眠をとれない原因として挙げられるのが「携帯電話（スマホ）です。」これについては、生徒会が参加した大阪市スマホサミットの報告を聞いてみんなで考えていく必要があると思います。
令和６年（２０２４年）成績を伸ばしたい。スポーツを頑張りたい人は、
・家庭学習(予習や復習)を習慣化。
・早寝・早起き・朝ごはん。
・スマホと賢く付き合う。
の３つを実行することが大切です。
今年も勉強にスポーツに学校行事、学年行事に一生懸命取り組む美中生の活躍に期待します。
（生徒指導主事より）
３学期を迎えるにあたって、「安心・安全な環境をつくろう」「何事にも努力しよう」とお話がありました。安心・安全な環境は、自分の過ごしやすい環境と周りの人の過ごしやすい環境の重なる部分がみんなにとって過ごしやすい環境になります。現在、夢や目標がある人はその夢や目標に向かった努力をしてください。夢や目標がない人は、毎日やることを一生懸命にやってください。