3月11日(月)全校集会
- 公開日
- 2024/03/11
- 更新日
- 2024/03/11
お知らせ
(校長先生のお話)
今日は、公立高校一般選抜の試験日です。今頃3年生は、それぞれの受験校の教室で試験前の諸注意を受けているころではないでしょうか。1年生も2年生も1年後2年後の自分を想像し、少しずつ卒業後の自分を考える機会を作ってください。
13年前の今日、東北地方太平洋沖を震源に東日本大震災が発生しました。この地震では、大津波が発生し多くの方が犠牲となりました。また、東京電力福島第一原発では、冷却装置の停止により原発事故が起こり、現在でも立ち入りが禁止されているエリアがあります。
避難訓練の際にもお話ししましたが、今後30年以内に発生する確率が70%〜80%といわれる南海トラフ地震が発生すると、美津島中学校校区では、津波によって5cm〜3mの浸水が予想されています。だだし、これはあくまでも予想であって実際の津波がどんなものなのかはわかりません。実際東日本大震災では、予想の3mを超える9mの津波が押し寄せてきました。
災害への備えを考えるときに、よく言われるのが「自助」「公助」「共助」という言葉です。「自助」とは自分の命は自分で守るということです。「公助」とは、消防や警察、自衛隊などによる助けをいいます。そして「共助」とは、地域や仲間どうしで互いに助け合うことをいいます。中学生の君たちは、この「共助」の担い手として期待されています。東日本大震災の避難生活でも中学生が「物資の運搬」「炊き出しや給水の手伝い」「避難所の掃除」を行い、避難生活の大きな力になりました。災害時には、みなさんには、「自助」だけでなく「共助」の要として活躍してほしいと思います。
(生徒指導主事のお話)
4月からの新たな生活の準備としてやってほしいことに「あいさつ」があります。今までも何度も話をしてきましたが、元気に「あいさつ」をする先輩の姿を見ると、新入生も安心して学校生活を送ることができます。友達や先生、地域の方にも「あいさつ」をしましょう。