今日(5日)は「世界津波の日」です
- 公開日
- 2020/11/05
- 更新日
- 2020/11/05
できごと
平成27 年(2015年) 12月の国連総会で制定されました。10年近く前に東日本大震災が起こり、およそ1万8000人を超えた人が津波の犠牲となりました。津波の恐ろしさは決して風化させることなく次の世代に伝えていかなければならない、自らの命を守るための「命を守る行動」は一人ひとりがしっかりと心に刻んでおかなければならないとあらためて思いました。南海・東南海地震がいつ来るかわからない状況での私たちの生活、普段から地震や津波の避難訓練は学校でも行っていますが、地震大国の日本、過去から学ぶことは多くあると思います。安政元年(1854年)11月5日、安政南海地震による津波がいまの和歌山県広川町を襲った際、濱口梧陵が稲むらに火をつけ、津波から逃げ遅れた村人を高台へ導いて、多くの命を救った逸話 「稲むらの火」 の故事にちなんだものが「世界津波の日」なのです。東日本大震災で岩手県釜石市の釜石東中学校の生徒たちが学校にいた200人余りの生徒とともに中学生が小学生の手を引きながら高台に避難して無事だった話はあまりにも有名です。