学校日記

週明け火曜日全校集会&中秋の名月

公開日
2021/09/17
更新日
2021/09/17

できごと

週明け火曜日(21日)はリモートによるオンライン全校集会です。
20日(月)は「敬老の日」で学校もお休みとなりますので、翌日の火曜日に全校集会を行います。
時間ぎりぎりで登校してくる人は、時間に余裕をもって行動するよう常に心掛けてほしいものです。最近名札忘れの人が気になりますね。注意しましょう。
さて、今日の給食では「月見の行事献立」ということで「みたらしだんご」をいただいたことでしょう。昨年は10月1日が「中秋の名月」でしたが、暦の関係から今年の中秋の名月は21日(火)になっています。
皆さんはお月見でおなじみの「十五夜」ということばを耳にしたことはありますよね。実は、「中秋の名月」の通称で、旧暦8月15日のお月様をさしています。中秋とは秋の真ん中という意味で、昔は7月〜9月が秋にあたるため、秋の真ん中である8月15日の十五夜にお月見をする風習をそのように言っていました。現在では、暦の関係から毎年の十五夜の日がいつになるか決定するようです。見上げた夜空に輝くお月様、日本人が月に寄せる思いは本当に奥深いものがあります。初秋は台風や秋雨の日々が続きますが、中秋には大陸の乾燥した冷たい空気が流れ込むため、秋晴れに恵まれ大気の澄んだ季節となり、お月様がとても美しく見える時期なのです。そこで、上流社会で観月の宴を催し、風雅に月をめでていましたが、のちに作物の収穫祭と結びつき、人々は豊かな実りの象徴として十五夜を鑑賞し、お供えものをして感謝や祈りを捧げるようになったとの説があります。風雅で感謝と祈りに満ちた素敵な行事、その象徴がお供えで、ひとつひとつの意味を知ると、心が和み幸せ感度があがりますね。日本では月の模様を「うさぎが餅をついている」ととらえますが、月うさぎは慈悲の心の象徴なので、こちらも知っておくとお月様を見る目が変わると思います。でも、やっぱり「月よりだんご」ですかね。