大阪市１１０チームの中のベスト８になった、バスケットボール部の３年生は、今まで積み重ねてきたもののすべてぶつけ、ベスト４をめざして懸命の戦いを繰り広げていました。一進一退の攻防が続きましたが、非常に残念ながら結果は相手の方が一歩上回り、残念な形となりました。
　しかし、戦っている姿は、「美しい中学生」そのものでした。今まで、遊びたい、眠たい、食べたいなどなど、いろんなものをがまんして、必死で走り、飛び、考え練習に励んできたと思います。ただひたすらうまくなりたい、一つでも勝ちたい、少しでも長くこのメンバーでバスケがしたいために。
　結果は敗退でしたが、ここまでのそういう努力は、これからの人生できっと役に立つはずです。「部活動の引退」は終わりではありません。新しいスポーツ人生のスタートと、自己実現に向けた新たな道のり始まりと捉えて、前向きにこれからもがんばってくれることを願っています。