本日の献立/9月10日(木)
- 公開日
- 2015/09/10
- 更新日
- 2015/09/10
給食
献立名 ・鶏肉とねぎのしょうが焼き
・赤平天とさといもの煮もの
・高野どうふのいり煮
・ブロッコリーの甘酢あえ
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 795kcal、たんぱく質42.8g、脂質 17.9g
☆赤平天☆
赤平天は、魚肉を使った練り製品のうち、「揚げかまぼこ」と呼ばれるものの一つです。揚げかまぼこは、かまぼこ類の中では最も生産量が多く、全国各地で様々な形状のものが作られています。関西では「てんぷら」、薩摩地方では、「つけ揚げ」、関東や東北では「さつま揚げ」などと呼ばれます。そのうち、平たく伸ばして揚げたものを「平天」と呼んでいます。大阪では、味つけを抑えて低温で色づかないように揚げた「白てんぷら」が主流として江戸時代末期ごろからつくられています。それに対し一般的な製法で揚げ色のついたものを赤いてんぷらとして、「赤平天」という風に呼び分けているようです。原料には、各地で水揚げされる鮮度の良い雑魚が使われますが、一般的には、イワシ、アジ、スケトウダラなどの冷凍すり身のほか、エソ、グチなどの生鮮魚も使われます。そして、これらのすり身に砂糖などで味付けし、角型、楕円型、小判型などに成形し、油で揚げて作っています。また、タマネギやニンジン、ゴボウなどを加えた「野菜天ぷら」や「ごぼう巻」「いか巻き」、卵が丸ごと入った「ばくだん」と呼ばれるものなど、いろいろなものが作られています。魚のすり身を使っていますので、魚の持つ栄養分やうま味もいっぱい詰まっていて、とてもおいしい食品です。
今日の給食では、サトイモや野菜と一緒に煮た「煮もの」にしています。