本日の献立/9月14日(月)
- 公開日
- 2015/09/14
- 更新日
- 2015/09/14
給食
献立名 ・鶏肉のチリソースかけ
・れんこんと枝豆の炒めもの
・チンゲンサイのナムル
・とうがんの五目スープ
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 843kcal、たんぱく質33.4g、脂質 23.7g
☆ごま油☆
ゴマは人類史上もっとも古い油脂資源の一つで、アフリカ南西部が原産とされています。ごま油は、このゴマを焙煎(ばいせん)したものを圧搾してつくられます。日本では奈良時代に仏教の伝来とともにごま油の製造技術が伝わりましたが、当時は、食用というよりも主に灯油用として使われていました。現在のゴマの主産地は、インド、中国、ミャンマー、スーダンなどで、現在、日本ではこれらの主産地より原料を輸入して製造しています。一般的には、深い褐色をしたものが多いですが、製造時の焙煎の方法や程度、圧搾の方法などによって、得られる油の色や芳香が異なります。低めの温度でじっくり焙煎した「低温焙煎ごま油」は、琥珀色で甘く香ばしい香りが特徴です。また、江戸時代からの伝統製法「玉締めしぼり」で得られるごま油は、じっくり時間をかけて低圧力で圧搾するもので、ゴマ本来の風味とまろやかな味が特徴の高級品です。ほかにも、ゴマを焙煎せずに生のまま圧搾した「太白」というものもあり、深いうま味はありますが、透明で香りはほとんどなく、ごま油とは分けられて「ごまサラダ油」と呼ばれています。
ごま油には、天然の抗酸化成分であるセサモールという成分が含まれるので、酸化しにくく、また、体の組織を正常に機能させる働きのあるリノール酸、悪玉コレステロールを下げる働きがあるといわれるオレイン酸などが豊富に含まれています。
今日の給食では、「れんこんと枝豆の炒めもの」、「チンゲンサイのナムル」に使っています。