学校日記

本日の献立/3月8日(火)

公開日
2016/03/08
更新日
2016/03/08

給食

献立名 ・鰤の照り焼き
    ・一口がんもと野菜のみそ煮
    ・ふかしいも
    ・小松菜のおひたし
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 791kcal、たんぱく質 30.1g、脂質 22.0g

☆鰤(ぶり)☆
 ブリは、成長によって呼び名が変わる代表的な「出世魚」です。地方によってかなりの違いがあり、明確には言えませんが、関東では、ワカシ→イナダ→ワラサ→メジロ→ブリ、関西では、ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ、というように変化し、20cmくらいまでをワカシ、ツバス、40cmくらいまでがイナダ、ハマチ、70cmくらいまでをワラサ、メジロ、70cmくらいを超えるとブリというふうになるようです。あるいは、15〜50cmをハマチ、それ以上をブリということもあるようです。このように大きさとその呼び方はいろいろあるので、どれが正解とは言いがたいです。
 また、典型的な回遊魚で、カムチャッカ半島沖から台湾近海にかけて回遊し、日本近海、朝鮮半島沿岸、沿海州南部沖などが生息域となり、全長1.3m、体重15kgくらいになります。巻網、曳縄、釣り、刺網、定置網などで漁獲されますが、今では、養殖が主流になっています。
 おいしくなるのは、12月から2月ごろの寒い時期で、この時期に獲れるものをとくに「寒ブリ」といいます。また、師走(しわす/12月)のころからおいしくなるため、漢字で魚へんに「師」と書くようになったようです。
 ブリには良質なたんぱく質や脂質が豊富で、ビタミンB1・B2・D・E、鉄分なども多く含みます。これらのビタミンやミネラル成分は、「血合肉」の部分に多く含まれます。この血合肉は、魚が泳ぐためにたいへん重要な筋肉で、ブリ、サバ、マグロ、イワシなど高速で泳ぐ回遊魚ではよく発達しています。
 今日の給食では、ブリでは最も一般的な料理ともいえる照り焼きにしました。

※明日(3/9)は、カレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。