学校日記

おすすめの1冊 2

公開日
2017/09/19
更新日
2017/09/19

読書コーナー

今日のおすすめの1冊は、3年生の国語を担当する、M先生の紹介です。

山本弘著「詩羽のいる街」

困っている人の所にやってくる…それが「詩羽」という少女。
彼女は他人に親切にするのが仕事だといい、いろいろな所に現れては、たくさんの人を元気にしていきます。
彼女は、お金を一銭も持たずに生きており、まるで現代のわらしべ長者のようです。
彼女の人柄を説明するシーンで、こんな言葉が出てきます…
「詩羽は『触媒』である」と。「それ自身は変化することなく、他の物質を変えていく…他人の秘めた可能性を見つけ出して、それを引き出す…」
この本には4本の詩羽の出てくる話が収められていますが、どの主人公も彼女に出会い変わっていきます。
あなたも詩羽と出会い、新たな自分を見つけてみませんか?