全校集会
- 公開日
- 2019/05/13
- 更新日
- 2019/05/13
お知らせ
今週もとてもいい天気のもと、スタートしました。
1年生が集合状態が良く、一泊移住の成果が少し表れました。続けてこそ力です。
本日は、「いじめについて考える日」について校長先生からお話がありました。
『ゴールデンウイークが明けた月曜日は、新学期が始まる日と同じように命を絶つ児童生徒が生まれやすい特異日であることもあり、「いじめについて考える日」がこの日に設定されました。ゴールデンウィーク明けは、新学期がスタートした4月から緊張感が続いてきて疲れが出るとともに、今度は様々な行事に向けた取り組み等で「…しなければならない」「…するべきである」という拘束感からいらいら感が募る時期でもあります。そうしたことから他者を傷つけるようなことばを発してしまうリスクが高まってきます。とりわけ、一般的に動物が体を寄せ合うことなどで仲間意識を高めるグルーミングについて、人間は、唯一ことばを発することで、相手との距離感を図りながら仲間意識を醸成する「ヴォーカルグルーミング」により社会生活を営みます。ですから、ことばの持つ影響力はとても大きく、言葉による心の傷は計り知れません。いじりや悪ふざけが、いじめにつながることを理解し、相手も自分も大切にするコミュニケーションはとても大切です。社会福祉制度の整ったスウェーデンでは、かつて年間6万人、本校の規模なら50人以上のいじめによる被害者があり、いじめ撲滅の対策が取られました。「いじめは犯罪である」という認識、「いい空気をつくる」などは、その時にとられた重要な対策です。近年、トラブルが急増しているSNSの扱いについても、心無い表現によって、傷つく人がないことを祈ります。生徒一人ひとりにとって、学校が最も安心できる居場所として、本校の教職員をはじめ、スクールカウンセラー・生活指導サポーターも含め、私たちスタッフ一同生徒の皆さんを全力でサポートします。』
今日から体育大会の練習が始まります。暑さに負けず、頑張りましょう!!