全校集会(10/31)
- 公開日
- 2022/10/31
- 更新日
- 2022/10/31
校長より
先週は文化祭の取組等で全校集会はありませんでした。
先週、先々週の合唱コンクールの参観ありがとうございました。
久しぶりに生徒たちの頑張りを見ていただけたことをうれしく思っております。
文化祭も茨田中学校の力を感じられるものでした。
今年初めて行った3年生の全体合唱は後輩たちの胸に響いたと思います。
このパワーを進路に向けてください。
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さて、本日のお話です。
天気の話
全国平均で天気予報の「晴れ」は1年で217.6日。「雨」は47.6日です。残りは「くもり」だとすると99.8日になります。以前、晴れ男、晴れ女の話をしましたが「くもり」を含めると87%は「雨」ではない日です。ちなみに予報が「くもり」でも「晴れ」でも1mm以上の降水があることがあります。(夕立やら狐の嫁入りやら)そこまでを雨が降ったとするなら約120日となり、1年の33%になります。
さて、ここ10年で一番「晴れ」の多い県はどこかといえば岡山県だそうです。1mm以上の雨の降らなかった日は276.7日ですので晴れ男、晴れ女一番多い都道府県とも言えます。最下位は富山県の186.7日で1年の51%でしかありません。(さすがは有名な黒部ダムのある県ですね。)富山県に住むと晴れ男や晴れ女はと言えなくなるかもしれません。
歴史小説など読むと江戸時代には天気を予測する仕事「日和見(ひよりみ)」があったようです。大事な荷物を運ぶ船が難破しないよう天気には非常に気を使っていたようです。日和見は、港の近くの丘に登り、遠く水平線の彼方を眺めます。そして、空を読むのです。翌日だけでなく数日後まで予測する江戸時代の天気予報士は畏怖や尊敬を集めていたそうです。
一つの特技、今では資格ということになるのでしょうか?現在でも資格を持っている(医師や弁護士もそのうちの一つです。)ことは重要です。将来に向け、何かしらの資格を取ることもいいことだと思います。
※現在では「日和見(ひよりみ)」はいい意味では使われていません。今では「周りを見て都合のいい方に行動すること」などを表しますが元々は大切な仕事でした。