学校日記

全校集会(1/29)

公開日
2024/01/29
更新日
2024/01/29

校長より

 本日は珍しく表彰がありませんでした。

 本日のお話です。

 うるう年の「うるう」って何?という話です。

 1月も29日になりました。1か月後は2月29日ですね。
 今年はいつもより2月が1日多い年です。

 閏(うるう)という漢字は門の中に王がいることを表しています。

 江戸時代までは日本でも太陽暦ではなく太陰暦を採用していました。28日周期の月の満ち欠けであらわいていたため2〜3年に1回閏月がありました。昔の中国ではその閏月は王が門から出ずに政務にあたったことから閏月となりました。太陽暦でも調整のため4年に一度2月が1日多くなり、閏年と呼ばれるようになりました。

 ちなみに閏年(西暦が4で割れる年)には夏季オリンピック・パラリンピックが行われます。でも100年に1回閏年になりません。(例えば1900年とか)さらにその4回に1回つまり400年に1回は閏年があります。(2000年とか)

 これは400年(4で割ると100ですが)で閏年が97回必要だからです。

 また、微調整のための閏秒も存在します。(1日の長さに1秒たす)

 でも1日の長さに1秒を加える「うるう秒」は原則2035年までに廃止するそうです。

 2月29日に誕生日の人はいつどうやって誕生日を祝っているのでしょうね?