3月4日(水) 朝のあいさつ
- 公開日
- 2020/03/04
- 更新日
- 2020/03/04
お知らせ
おはようございます。
みなさん、学校休業中での家庭学習や自主トレーニングなど計画通りに進んでいますか。私は、苦手です。一人で取り組んでいると、今やっていることは、意味のあることかと疑問に思ってしまします。
ここで、山本周五郎 『赤ひげ診療譚』「赤ひげ」こと「新出去定(にいで きょじょう)」の言葉です。
『見ために効果のあらわれることより、徒労(むだな骨折り)とみられることをかさねてゆくところに、人間の希望が実るのではないか。おれは徒労とみえることに自分を賭ける。温床でならどんな芽も育つ、氷のなかででも、芽を育てる情熱があってこそ、しんじつ生きがいがある。』
赤ひげは、口数少なく無骨な医者ですが、厳しい現実から決して目をそらすことなく、徒労と知りつつも貧しく不幸な人々の救済を願い、医師として最善を尽くす人物です。
数学が苦手な人が、「数学が将来、何かの役に立つのか。」とか、運動が苦手な人が、「長距離を走っているが、将来、オリンピックで金メダルを取るわけでもないのに。」などと思ったことはないですか。
みなさんも、学校休業中の学習をはじめ様々な取り組みの中で、徒労であると思われることも積み重ね、自分をかけてみてはどうですか。希望が見えるはずです。氷の下でも芽を出す情熱とエネルギーそしてパワーを、休業中にためてください。
取り組め!緑中生!
「いっしーカード」です。
「他人のため誰かのために生きるほうが満足が大きい」
・満足ある人生を、しっかりと生きてください。