柔道【1年体育男子】
- 公開日
- 2015/01/27
- 更新日
- 2015/01/27
授業風景
1年生体育の授業は、格技場で柔道を行っています。本日は寝技の練習を行いました。
格技場の壁には、「精力善用」「自他共栄」という言葉が書かれています。
精力善用は、「心身の持つすべての力を最大限に生かして、社会のために善い方向に用いる」という意味です。
自他共栄は、「相手を敬い感謝することで、信頼し合い、助け合う心を育み、自分だけでなく他人と共に栄えある世の中にしようとする」という意味です。
これらは、柔道を極めた嘉納治五郎(かのうじごろう)が大切にした言葉です。
柔道は、ただ勝ち負けを決めるだけのものではありません。柔道の授業が終わったあと、黙想を行います。目を閉じて、呼吸を整えるだけでなく、自分を見つめ、練習相手を想いやり、自分が柔道を行える状況について感謝します。嘉納治五郎が大切にした言葉が示すように、柔道を通して、人間性を向上していけるよう努めましょう。