今日の給食 (12.1 ほうれん草)
- 公開日
- 2020/12/01
- 更新日
- 2020/12/01
給食・事務
今日の献立は、黒糖パン、牛乳、豚肉のガーリック焼き、スープ、ほうれん草のソテー、ヨーグルトでした。
<ほうれん草>
ほうれん草には葉に切れ込みがあり根が赤い「東洋種」と、葉の切れ込みが少なく丸みをおびている「西洋種」があります。東洋種はあくが少なく、柔らかいのが特徴です。西洋種はあくが多いのですが栽培がしやすく収穫量が多いため、現在では両者の良いところをいかした中間的な品種が主流となっています。
栄養的には、鼻やのどの粘膜を強くしウイルスの侵入を防ぐカロテンの他、血液凝固作用のあるビタミンK、貧血を予防する鉄や葉酸を多く含んでいるので、積極的に食べたい野菜です。
冬が旬なので、給食では10〜3月は生のものを、それ以外の時期は冷凍のものを使っています。結石の原因となる「シュウ酸」を含んでいるため、下ゆでしてから使います。今日の給食では徳島県産のものを55kgゆでました。その後、コーンと一緒にいためて、いろどりの良いソテーに仕上げました。
近頃では生で食べることができる「サラダほうれん草」や、厳冬期に露地栽培することで甘みが増す「ちぢみほうれん草」なども楽しめます。