全校集会10_21
- 公開日
- 2013/10/21
- 更新日
- 2013/12/17
集会
【認証式】
先日行われた生徒会選挙で認証を受けた執行役員、ならびに各委員会役員の認証式が行われました。今後学校運営を進める大切な仕事です。認証された役員は学校、クラスのため、そして自分のために力を尽くしてください。
【表彰】
第22回大阪市立中学校総合文化祭展示の部で写真部の生徒が受賞を受けました。
おめでとうございます!
【校長先生の話】
秋から冬へ
今年は台風の発生が多く、大きな被害が全国で出ています。また、先週から最低気温が平年を下回る日が多くなっています。気温の変化とともに、体調の変化にも気をつけてください。感染症もはやる季節ですので、手洗い・うがいを忘れずに行ってください。
さて、新しい生徒会も決まり、新しい体制で緑中学校が動き出します。生徒会に、素晴らしい仕事をしてもらうためには、生徒のみなさんの協力が不可欠と思います。みんなの力で素晴らしい緑中学校を作りましょう。協力をお願いします。
本校では福祉ふれあい体験を実施しています。障がいを持つ人との出会いを大切にし、接する機会を多く。自ら考えて行動できる環境作りに先生方と一緒に取り組んできました。まだまだ道半ばです。しかしみなさんの、成長・吸収の早さに関心しています。
私事になりますが、昨日早朝に一通のメールが届きました。「娘が倒れました。危篤です。ギランバレー症候群という難病で、呼吸ができなくなっています。今は人口呼吸器で命をながらえています。」連絡は、教え子の保護者からのものでした。危篤になった生徒は前任校でバレー部だった教え子です。彼女は両親ともに聴覚障がい者でした。そのことで、偏見や差別、いじめを受けたこともあったかと思います。しかし、実によく育っていました。こつこつと努力を惜しまず、しっかりとした考えや目標があり、部活動にも非凡なものを発揮していました。そして誰にでも同じ態度で接っします。自然にかもしだすその子の「やさしさ」はなんと表現したらいいか言葉にならないほどでした。そんな彼女の卒業作文を見せてもらったとき、とても大きな衝撃を受けました。
「私は両親が聴覚障がい者であってよかった。」
と結びの文に書いてあったのです。私は涙が出るくらいうれしくて感激しました。こういうやさしい子を私たち教員は育てなければならない、その子を支える仲間をしっかりと育てなければならい、そう強く感じたことを思い出します。最後に、彼女の無事を祈り私からの話を終わりにしたいと思います。