本日の土曜授業は親子人権講演会でした。
PTAの人権啓発活動委員会さんの企画で、「シリア内線とアフガン戦争 〜戦火の子どもたちに学んだこと〜」フリージャーナリストの西谷文和氏をお招きし、お話を聞きました。
日本では12月4日から10日を「人権週間」と定め、全国的に人権尊重思想の普及高揚を図るための啓発活動が行われています。
実際にアフガニスタンやシリアなどの取材をされている西谷さんは、今回その現状を映像で見せてくださったり、現場の生の声をお伝えくださいました。
中には胸が痛み、見るには堪え難い映像もありました。しかし生徒たちは食い入るように映像を見つめ、西谷さんが語られることに熱心に耳を傾けていました。
講演を受けての校長先生のお話の中に「戦争は最大の人権侵害である」という言葉がありました。無実の人々の生きる権利を一瞬にして奪う戦争は絶対にあってはならないことです。
よく日本の若者は平和ボケしているといわれたりしますが、今回世界各地の惨状を見てこられた西谷さんのお話を、直接お聞きすることを通して、自らのこととして人権について真剣に考える機会になったと考えています。
生徒のみなさんには、一生懸命に勉強に励み、人にやさしい緑中学生になってもらいたいと願っています。
最後になりましたが、このような貴重な機会を与えてくださった西谷さん、PTAの皆様に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。