全校集会 5/16
- 公開日
- 2016/05/16
- 更新日
- 2016/05/16
集会
校長講話
今日は「あいさつ」について話をさせていただきます。
先生は中学校の時、実はあいさつが苦手な生徒でした。今ほど学校でも「あいさつをしよう!」などと言われていなかったし、親父が昔気質のがんこ者で家でもあいさつをするという習慣があまりなかったこともあり、いざあいさつと言われると恥ずかしさが先に立って、なかなかできませんでした。
でも2年生の担任の先生だったと思いますが「あいさつ」というのはそのときだけでなく、この先、何かあったらあなたと会話しますよという意思表示で、逆にあいさつをしないということはあなたとは何があっても会話しないという意味なんですと言われました。だからお世話になる人にあいさつをしないというのはあり得ないことなんですと話されました。
それまであいさつについてそんなに考えたことがなかったのですが、それ以来、意識的にあいさつすることを心がけました。習慣というのは恐ろしいもので慣れてくるとあんなに苦手だったあいさつも嫌ではなくなりました。
今、朝正門にいると、みんなのあいさつは1割の人、2割の人、3割の人、4割の人に分かれます。多い方から説明すると、4割の人は声は聞こえないけど会釈や口が動いている人で3割の人がちゃんと聞こえるあいさつを返してくれる人です。これだけで7割の人がいるわけですからほかの学校に比べると多いと思います。緑中はあいさつができる学校なんですね。
次の2割は残念ながらあいさつを返さない人です。先生も中学の途中まではこの層だったかもしれません。そして最後の1割の人は笑顔であいさつを返してくれる人です。素晴らしいと思います。見ているととても気持ちいいです。
これから各学年、修学旅行や一泊移住、福祉体験がありますがその中でたくさんの人にお世話になり、たくさんの人と接すると思います。ぜひ、この機会に自分のあいさつについて振り返ってみてください。