行為の意味
- 公開日
- 2020/12/14
- 更新日
- 2020/12/14
お知らせ
全校集会で校長先生がお話をされた詩人で作詞家の宮澤章二さんの詩です。
あなたの心はどんな形ですかと
人に聞かれても答えようがない
自分にも 他人にも心は見えない
けれどほんとうに見えないのであろうか
確かに心はだれにも見えないけれど
心づかいは見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中の思いは見えないけれど
思いやりは見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為なのだから
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
「心」も「思い」も、初めて美しく生きる
それは 人が人として生きることだ
「『心』は誰にも見えないけれど、「こころづかい」は見える。『思い』は見えないけれど、『思いやり』は誰にでも見える。その気持ちをカタチに。」
東日本大震災以降、ほとんど毎日、テレビで放送されていました。
この言葉はとても重みのあるすばらしい言葉だと思います。
被害に遭われ、大変な悲しみを抱え、厳しい避難所生活を強いられている多くの皆さんへの「思い」を、私たち一人ひとりがしっかりと胸に刻むとともに、その「思い」をしっかりと形(行動)に表していくことが大切なのだということを教えてくれています。
できることがあれば、積極的に取り組みたいものですね。
さあ、何をしましょう?