1年生学年集会
- 公開日
- 2019/09/25
- 更新日
- 2019/09/25
お知らせ
吉岡先生のお話
「アリとキリギリス」
キリギリスは、夏の間に働かず遊んで暮らしていた。アリは、暑い最中も一生懸命働いていた。長い冬を見越して。
寒い冬の日、食べものに困っていたキリギリスは、蓄えを持っているアリを訪ねて、
食べものを分けてくれるよう頼む。しかし、アリは、夏の間のキリギリスの様子を知っていたから、すげなく断る。
みんなの中に、先を見通すことことなく、今さえ良ければいいと、自分のやるべきことから逃げている状態の人はいませんか。
授業の中でも、「どうせ、勉強しても……」と、キリギリスになったままの人がいるのではないか。
今なら、まだアリになれる。しかし、2年後の今では、卒業後の進路選択には間に合わない。
いつまでもキリギリスでいるのは、まだ大人の考えに近づいていないから。
先を見据えて、目の前にある、やるべきことをできる人に成長してほしい。