学校日記

全校生徒へのメッセージ その4

公開日
2020/04/27
更新日
2020/04/27

お知らせ

「エッセンシャル・ワーカー」

 先週、課題の配付や回収が行われ、多くの生徒や保護者の皆さんに来校していただきました。皆さんの明るく元気なあいさつや笑い声が、少しの時間でしたが学校に活気を与えてくれました。つくづく学校の主役は生徒の皆さんであることを実感しました。皆さんのなかにも「早く学校が始まってほしい」という声がありました。また、今年度転任してこられた先生方からも皆さんのことを「きちんとあいさつができる」「素直でまじめ」などのお言葉をいただいています。
 「エッセンシャル・ワーカー」という言葉を知っていますか。医療、介護、保育の関係者、物流をになう運送・宅配業者、スーパーやコンビニなどの販売員、電車やバスなどの公共交通機関で働く方々のことです。緊急事態宣言が出された後も最前線で私たちの生活を支えていただいています。自分のことばかりでなく自分の家族にも感染の恐れがありながら、その仕事に対する使命感や献身的な姿に感謝と尊敬の気持ちがいっそう高まります。
 合唱指揮者として有名な浅井敬壹(あさい けいいち)さん(80歳)が新聞記事のなかで、「皆で肩を組み、ハーモニーを作ることは、人間にとって大きな喜び。それができない時、改めてその大切さを知る機会になる。一日も早い収束を待ち、再び皆で歌える時を信じて頑張りましょう」と呼びかけています。
 学校の主役が集い、再び皆で学べる日を信じて、今自分にできることをしっかりと考え、行動してください。皆さんと会える日を心より楽しみにしています。