学校日記

歯と口の健康講座/1年生

公開日
2023/01/14
更新日
2023/01/14

お知らせ

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1年生は今日の6限目に歯と口の健康講座がありました。

はじめに保健委員会から、
歯が健康でないと美味しくご飯を食べたり、友達と楽しく話ができません。
今年の住之江中学校の虫歯治療率は、1月現在75.2%です。
虫歯のなりやすさには生活習慣が関係します。
朝ごはんを食べているか、ゲームを長時間していると、虫歯や歯肉炎に影響するそうです。
アンケートによると「スマホやゲームを1日に3時間以上している」本校の生徒は、50%を超えていました。スマホやゲームについても考えたいですね。
皆さんは、「8020運動」という言葉を聞いたことがありますか?
これは80歳まで20本の健康な歯を目指していきましょう。という意味です。平均寿命の伸びた昨今では100歳まで20本の健康な歯を目指したいものですね。という、アンケート結果の報告がありました。

次に住之江中学校の歯科校医として歯科検診を行なってくださっている澤田先生から講話をいただきました。
お話の中でクイズが出されました。
Q.「硬い歯でもすり減るか、すり減らないか」というクイズがありました。
A.硬い歯でもすり減ります。くいしばりや歯ぎしりによってもすり減るので注意しなければなりません。
Q.「中学1年生は虫歯になりやすい時期ですか」というクイズもありました。
A.虫歯になりやすい時期です。
1年生は中学校へ入学し、それまでと生活がガラッと変わることが多く、虫歯になりやすいいそうです。歯科検診で「C0」以上の歯があれば、すぐに歯医者さんに行って、虫歯の治療をしましょう。
口の中にものが入ると口の中が酸性になりやすく、酸によって歯のエナメル質が溶けてしまいます。1日3回食事をするとその度に口は酸性になり、虫歯リスクが高まります。間食をするとそれだけ長い時間虫歯リスクの高い時間を過ごすことになるので、虫歯になりやすくなってしまいます。食後に歯磨きが推奨される理由です。
特に奥歯は表面に凹凸が多く、その隙間は虫歯になりすいです。
そして、気をつけたいのが砂糖の入っている飲み物です。お茶やノンシュガーのコーヒー以外は、虫歯リスクを高めてしまいます。また、運動の際に飲む「スポーツ飲料」や喉が痛い時に舐める「のど飴」も虫歯リスクを高めます。
虫歯リスクのことを考えて適切にとってください。
歯磨きについても、歯ブラシの選び方や交換時期・磨き方や重点的に磨く場所についてお話がありました。
虫歯を放っておくと、虫歯が進行し、銀歯の詰め物を入れなければならなくなったり、顔が腫れてしまったりします。そうならないためにしっかりと歯磨きを行い予防に努め、虫歯があったら早めの治療を心掛けましょう。

最後の質問コーナーでは澤田先生の歯を磨く時間やどんな歯ブラシを実際に使っているかなどの質問がありとても有意義な「歯と口の健康講座」になりました。
澤田先生、ご多様の中ありがとうございました。