スマホ・ケータイ安全教室(2,3年生)
- 公開日
- 2023/05/16
- 更新日
- 2023/05/16
お知らせ
今日の5限に2年生、6限に3年生が、KDDIスマホ・ケータイ安全教室の講習を受けました。
スマホは確かにあると便利な道具なので多くの人が使っています。しかし、使い方を一歩間違えると一生消えない傷につながるという怖さについて、他の学校で実際に起きた事例から作られた2本の動画を通じて学びました。
一つ目の動画はSNSで動画を投稿をしていた健一さんの例でした。健一さんは、特定の誰かについてよくない内容をアップしていたことから反感を買い、その結果、自分の個人情報がネットで晒されました。裁判になったけれど結局、友達を失い、家も引っ越すことになってしまったというものでした。
ネットでは様々な情報が溢れています。それを見る人もアップする側も様々です。中には誰かを攻撃しようとして情報を探っている人もいます。特定犯などといって、個人を特定し、徹底的に調べ上げ、その情報をネット上に晒してしまう人もいます。
ネットでは顔がわからない分、安心感もあります。内容がエスカレートしてしまうという危険性もあります。さらに、事件として訴えられれば、警察の介入もありますし、特定の個人を攻撃するような投稿をした人が誰かを特定され、将来にも大きな影響も及ぼします。つまり、それは一生消えない傷となるのです。そうしたSNSでの誹謗中傷によって相手を不登校や自死に追い込んでしまうことにもつながることがあります。そうなってしまえば、もう、取り返しはつきません。だからこそ、冷静になって、本当にそれを書いていいのかどうか、一旦立ち止まって考えることが大切です。
二つ目の動画はSNSで愚痴っていたルナさんが全く知らないトモキさんという人とメッセージのやりとりし、悩み相談をする中で、徐々に心を開いていき、自分の情報を知らず知らずに伝えてしまい、それによってその情報が悪用され、脅しの材料に使われてしまったというものでした。
今日の話をしてくださった講師の先生に、生徒を代表して学級代表から、「ネットは確かに便利だけど使い方を間違えば大変なことになるということを改めて知りました。これからの学校生活で生かしていきたいてす。」という、お礼の挨拶が行われました。