平和人権登校日〜3年〜
- 公開日
- 2014/08/18
- 更新日
- 2014/08/18
3年
8月7日(木)3年生の平和人権登校日でした。
『戦争の本当の姿とは〜再び過ちを繰り返さないために〜』という講題で、瀧本邦慶さんからお話をいただきました。
「爆弾一つからの誘爆により、私の乗っていた船は炎につつまれました。乗っていた1500名のうち、生き残ったのは500名。私はそのうちに入ることができたから、今ここで皆さんの前で話ができています。
私は3回の奇跡によって、戦争から生きて帰ってくることができました。それはすべて、私が自分の力で生き残ったのではありません。生かされたのです。生かされた者の責任があります。戦争の本当の姿を、包み隠さずに伝えていく責任があります。
映画を見て、大変だ、怖いなあというだけで終わらないでください。戦争の本当の姿を見てください。それを見極める力が必要です。それには知識が必要です。しっかりと勉強してください。
お父さん、お母さんからいただいた命を大事にしてください。幸せな生活、今思い描いている将来も、その命があってこそのことです。」
ひとつひとつのお言葉が、本当に力強く、考える機会を与えていただきました。