ついに、咲きました。一番大きく成長した茎と、一番細く背の低い茎に一つずつ花が咲きました。

　このひまわりの話を書きます。
　２０１１年３月１１日の東日本大震災で多くの命が失われました。津波で７４人もの児童の命が奪われてた石巻市大川小学校のご家族が亡き子どもたちが生きた証に、そしてあの子たちを忘れないようにと津波をかぶった花壇を必死に整地し、植え育てたひまわりがあります。
　縁があって、そのひまわりの種を田島小学校の管理作業員さんが分けていただき、その花の種を昨年、本校管理作業員の伊藤さんがいただかれました。去年もたくさんの花を咲かせたようですが、その種を大事に保管し、本年も植えつけていただきました。そして、大事に大事に育てていただきました。
　いろんなことを教えてくれるひまわりだと思います。命の大切さ、人のつながり（絆）の大切さ、違いを大切にする心、君たちはどんな思いで見てるのでしょうか？