本日の全校集会
- 公開日
- 2016/11/14
- 更新日
- 2016/11/14
お知らせ
校長先生のお話から
「さて、今日はお金の話をします。3年生は明日から進路懇談ですが、今の時点で全員が進路希望と聞いています。なかでも普通科の高校を選ぶ人が多いようです。普通科を選ぶと、高校卒業後、大学や専門学校に進学する人がほとんどです。
では大学に進学するとどれくらいお金がかかるか知っていますか。自宅から国立に通った場合は4年間で440万円、下宿しながら私立に通うと1000万円近くになるそうです。
これだけのお金を親が出せるかというと。厳しい家庭が多いのが現状です。
ではどうするかといえば、まずアルバイトと奨学金に頼ることになります。
今の奨学金は、貸与型といって、お金を借りて利息を付けて返すものがほとんどです。
そのため、1割約33万人が返せなくなっているそうです。
高卒男子の一生で得る収入は平均で2億4千万円であるのに対し、大卒男子の平均は3億1千万円と試算されています。
しかし私立文系で学費だけで4年間で約500万円。もし高校を卒業して働いたとしたら、年間200万円の収入で4年間800万円稼げます。大学卒業の時点で実に1300万円の差がでます。
それだけ投資に見合う大学なのかということも考えてください。
大学進学はお金だけではありませんが、こういう一面もあることも頭に入れておいてください。」