本日の献立/6月2日(木)
- 公開日
- 2016/06/02
- 更新日
- 2016/06/02
・今日の給食は?
献立名 ・一口がんもとじゃがいもの煮もの
・鰹のしょうゆマヨネーズ焼き
・ほうれん草とコーンのおひたし
・牛ひじきそぼろ
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 780kcal、たんぱく質 33.1g、脂質 22.3g
☆かつお(鰹)☆
カツオはサバ科に属し、世界各地の暖海域に広く分布し、広範囲に回遊する魚で、全長は1mくらいになります。日本ではマグロとは分けて考えられますが、英語では「tuna(ツナ)」とされ、同類として扱われています。
日本近海では、北海道以南の太平洋側、九州の西側海域などに出現し、日本海側へはあまり入らないようです。6〜8月に南方の海域で産卵し、春になると黒潮にのってイカやイワシなどを追って北上します。夏は北海道沖にまで来遊し、充分な餌を食べ、秋になると南下します。主な漁場は、三陸沖、伊豆・小笠原海域、九州南西方面で、春から秋にかけて漁獲されます。春獲りのものは、エサを追って北上する4〜6月が旬とされ、とくに北上し始めの時期のものは「初ガツオ」として珍重され、脂身が少なく、淡白な味なので、表面を軽く火であぶり、冷水で冷やし、ニンニク、ショウガなどを添えて、「たたき」にするとおいしいです。また、秋獲りのものは、7〜8月ごろ、三陸沖で南下を始めたものを「戻りガツオ」と呼び、最もおいしいといわれます。この頃のものは、脂ののりがマグロのとろにも匹敵し、そのまま刺身で食べるとおいしいといわれます。
肉は、たんぱく質を多く含み、とくに血合肉の部分には鉄分やタウリン、ビタミンD、B群が多く含まれています。そして、脂質にはイコサペンタエン酸(IPA)、眼窩(がんか/眼のくぼみ部分)には、ドコサヘキサエン酸(DHA)が多く含まれ、中性脂肪を減らして血の流れを良くし、動脈硬化などの病気を予防する効果が期待されます。
今日の給食では、しょうゆとマヨネーズで味つけして焼いています。