学校日記

本日の献立/1月26日(木)

公開日
2017/01/26
更新日
2017/01/26

・今日の給食は?

献立名 ・豚肉のカレー炒め
    ・スパゲッティサラダ(マヨネーズ)
    ・鶏肉のバーベキューソース焼き
    ・粉ふきいも
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 777kcal、たんぱく質 29.6g、脂質 19.6g

☆マヨネーズ☆
 マヨネーズの発祥については、諸説ありますが地中海に浮かぶスペインのメノルカ島とされています。そして、ヨーロッパ諸国で「七年戦争(1756〜1763)」が繰り広げられた当初、フランス軍は1756年にイギリス領だったメノルカ島を攻撃しました。膠着(こうちゃく)状態となった戦いの中、指揮官であったリシュリュー公爵(1696〜1788)が、この島のマオンという町の小さな料理屋で食事のひと時を過ごしたところ、島の名物であった卵を使ったソースをたいへん気に入り、店主にこのソースの名を聞くと、とくに名前もなかったので店主は「マオンのソース」と答えたそうです。リシュリュー公爵はこのレシピをフランスの持ち帰り、その子息が「マヨネーズ」と命名してフランス全土に広めたそうです。ちなみにこのリシュリュー公爵はフランスの小説「三銃士」に登場するリシュリュー枢機卿の甥の息子にあたり、第3代リシュリュー公爵となります。
 日本へは、明治時代に西洋文化とともに伝わっていましたが、当時は高級料理店の肉や魚料理に添えるソースとして使われ、一般的には広まっていなかったようです。その後、中島薫一郎(なかしまとういちろう/1883〜1973)氏が、農商務省の海外実業練習生としてアメリカを訪れた際にマヨネーズと出会い、そのおいしさに感動したそうです。帰国後、会社を設立して、日本でのマヨネーズの開発に取り組み、1925年(大正14)に発売を開始しました。初めのうちは伸び悩んだようですが、その後徐々に各家庭にも広まりを見せ、第二次大戦後、昭和30年代ごろから他のメーカーも発売するようになり、さらに需要が増え、今ではどの家庭でも使用される調味料の一つになりました。
 今日の給食では、スパゲッティサラダの味つけ用として添えています。